【更新:現地レポート】文化服装学院 ショー作品が、SHINDOとの協業で史上初のコンテスト化。グランプリ受賞者はパリへ!
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装苑ONLINE記事:
2024.2.21up
プルミエール・ヴィジョン・パリ 現地レポート
https://soen.tokyo/from-paris/news/pv2025ss_20240221/
2023.11.16up
文化服装学院のショー作品が、SHINDOとの協業で史上初のコンテスト化!記念すべき1回目の受賞者が決定
https://soen.tokyo/fashion/feature/shindo231116/
文化服装学院最大のイベントである文化祭を、2023年11月2日~4日に開催。
創立100周年を迎えた今年は、この2万人が来場するこのイベントの目玉であるファッションショーを、より学生が自由なクリエイティビティを発揮できる作品発表の場にリニューアルして実施しました。
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文化祭ショーに新たな取り組みが満載!
3シーン目の「cell」では、初の試みとしてショーと同時にコンテストとしての機能を持たせ、11名の学生デザイナーが協賛企業であるSHINDOのリボン・テープを使用した作品を制作。
SHINDOでの社内審査と、SHINDOのオフィシャルInstagramアカウントに掲載された作品への「いいね!」数を競う人気投票で審査が行われ、11月13日、その栄えあるグランプリが決定し、文化服装学院遠藤記念館大ホールにて授賞式が行われました。
みごとグランプリを獲得したのは、服飾専攻科デザイン専攻の佐藤麗樹さん。佐藤さんは、グランプリの賞品として、2024年2月にフランス・パリで開催される服飾素材の見本市「プルミエール・ヴィジョン」のSHINDOブースにて本作品の展示権利とともに、パリ行きの権利を獲得しました。
ーSHINDOの代表取締役社長 深町忠則氏からのメッセージー
◆当コンテスト実施について◆
未来ある学生を応援したいという思いから、グローバルに展開する弊社の服飾副資材”S.I.C.”の提供を始めました。そして、何か新たな創出、社会貢献出来ないかという思いから今回この企画を取り組む事となりました。
日本でファッションを学んだデザイナーが国際的に活躍し世界で注目されることで、
日本のアパレル業界も一層盛り上がりが期待できるのではないでしょうか。
それに加えて、新しい才能やアイディアが世界に発信されれば、日本のアパレルが国際的な注目を集める事を期待致します。
この取り組みは今後も複数年続け、学生達に新しい挑戦の場を提供し応援していきたいと思います。
将来、彼らがアパレル業界で輝けるようにサポートし、共に成長していくことが楽しみです。
◆グランプリ受賞作品について◆
リボンの耳をカットしてフリンジにするなど1点1点でのこだわりと、細胞が繋がっている
という世界観がうまく合わさったインパクトのある作品です。
リボンメーカーとしてS.I.C.の商品は見栄え良くつくることをしてきましたが、そのリボンを
破壊(崩す)ということがなかなか出来そうで出来なく、デザイナーとしての感性に
素晴らしさを受けました。
■株式会社 SHINDO 会社概要
本社住所:福井県あわら市伊井11-1-1
TEL : 0776-73-3111
SHINDO Corporate Site
創業: 1970年2月
事業内容:
◆繊維事業
細幅繊維製品を中心としたアパレル衣料・スポーツ衣料・包装資材向け服飾繊維資材の企画・製造・販売
◆産業資材事業
FRP(繊維強化プラスチック)用強化材などの産業用繊維資材の開発・製造・販売
◆SC事業(シリコーン)
OA機器・自動車エンジン電装部品などに使われるシリコーン原材料の付加加工